本日いよいよプラクティスっ!!
マカオグランプリはこのプラクティス30分と予選30分、決勝レースの12周(約30分)しか走れないので、とても大事・・・
気合が入りますっ!!
話は変わって、今回のマカオグランプリはセキュリティーがかなり強化されております。
入場時には毎回カバンの中身をチェックされます。
マシンはすでに準備万端♪
そして、谷川選手が持って来てくれた「ちょっと寂しいレーシングスーツ」も準備OKです♪
一服していたところで、Brianに遭遇♪
実は先日香港に行った時にも偶然遭遇しました(笑)
実に「縁のある」関係です♪
さて、いよいよパドックへ・・・
パドックで出番を待っていると・・・
クラッシュしたF3が・・・
・・・ってこのマシンって唯一のF3参戦日本人選手のぢゃん。。。
今回、数少ない日本人選手・・・F3の角田選手、そして我々の参戦するツーリングかーの谷川選手、木下選手の3人だけ。。。
皆さん頑張って欲しいのですが・・・
そんな中、いよいよコースインっ!!
いつもの通り、アウトインラップをして、ピット前で待機。
その後、空いているスペースを見てマシンを出します。
クリアラップが取れそうなところで、無線でGoを指示しますっ!!
そして、タイムアタック開始っ!!
ところが。。。
山入口(サンフランシスコ)から「パワーが無くなった!!」と無線。
そのままピットイン。
すぐにチェックをしますが、何とスパークプラグが溶けてるという異常を発見。。。
残念ながらそのままガレージに戻すことになりました。
谷川選手のマシンはミスファイヤーするわ跳ねるわでとても走れない状態。。。
日本人3選手共にまさに「波乱のプラクティス!!」です。。。
GT-R号のスパークプラグはこんな状態。。。
こりゃ、ピストンもかなりダメージを負ってると思われます。。。
内視鏡で覗いてみると・・・
ガーン。。。。ど・・・どーする!?
スペアのエンジンはありません。。。もちろんスペアのピストンなんて持ってる訳もなく・・・
途方に暮れていても仕方がないので、まずはヘッドを取り外してみることに・・・
そして、ご開帳っ!!
一応カタチは残っていて動きそうですが・・・
被害は思ったよりも小さいですが、やはり厳しそうです。。。
リタイヤ・・・という言葉が頭をよぎります。。。
別の2.8Lエンジンは何とか見つけましたが、ECUセッティングなどいろいろな問題も・・・
さて・・・どうしましょうか。。。
こうしている間にも時間が過ぎていくばかり・・・辺りはもう真っ暗です。
そして、最終的にピストンはこのままできる限り再生し、ブーストを下げて走らせる事に決定!!
何とかもてば良いのですが・・・